自宅のPCで「PRIME VIDEO BOXING 10 10.13 DAY1」を観戦しました。
思いついたことを書いてみます。
最近お気に入りのチャンピオン!
WBAフライ級12回戦
ユーリ阿久井政悟 va タナンチャイ・チャルンパック
私が最近お気に入りなのが、WBAフライ級チャンピオンのユーリ阿久井政悟選手です。
ザ・昭和のボクサーといった感じで、ポーカーフェイスでガンガン前に出てプレッシャーを掛けていくスタイル、嫌いじゃありません。
今回は2度目の防衛戦。タイの若者で楽勝?!ムードもありましたが、蓋を開けてみたらスプリットで薄氷の勝利でした。
阿久井チャンピオンは前に出るプレッシャーと、真っすぐ切れのあるジャブとストレートが持ち味ですが、若干単調です。
後半になって慣れてきた相手に結構パンチを貰っていましたね。
特にボディーはかなり効いていたように見えましたが、、、
チャンピオンは接近戦はあまり得意ではないのかな?
中間距離ではジャブとストレートが効果的でしたが、接近戦では結構パンチをもらっていました。
もっとカウンターを取れるパンチがあれば、相手に易々と中に入られないのですが。
その辺が今後に期待ですかね?
とにかく、ここでしっかり防衛できたのは大きいです。
フライ級はこれから激戦区になるでしょうから、統一戦をバンバンやってぜひ統一王者になってもらいたいですね。
阿久井チャンピオンの今後の活躍に期待です。
かつてのテクニシャンが戻ってきた!
WBCフライ級12回戦 王者決定戦
寺地拳四朗 vs クリストファー・ロサレス
ライトフライ級から1階級上げて2階級制覇を目指す寺地拳四朗選手。
ライトフライ級の晩年では倒し屋に覚醒して、かつての八重樫チャンプのような激闘王になっていました。
しかし、これがまた見ていてヒヤヒヤするんです。
本来の拳四朗選手は多彩なジャブと出入りのスピードで勝負するテクニシャンです。
階級を上げてもまだ激闘をするようだと、見ているこっちが心配になってしまいます。
しかし、この日の拳四朗選手は違いました。
見た目にも体格で劣っているのにも関わらず、バシバシとジャブを当てていきます。
なんどもロサレスの顔を跳ね上げるのを見ると、やっぱり拳四朗選手のジャブは避けられないんですね。
前半はジャブからボディーストレートへ繋げて、中盤以降はジャブから右ストレート、もしくはいきなりの右ストレートを何度も命中させていました。
最後は鼻骨骨折のためにTKO勝ちとなりましたが、そうじゃなくても判定で大差の勝利だったでしょう。
しかし、見ていて感じたのはやはり階級差はあるのかな?ということ。
ライトフライ級だったなら、もっと早いラウンドでKO勝ちしていたでしょう。
それくらい拳四朗選手のパンチはよく当たっていました。
ここが重要な点なのだと思いますが、パンチが当たっても倒れないからとライトフライ級の時のように激闘モードに戻さないことです。
本来持っているテクニックを遺憾なく発揮すれば、拳四朗選手は負けないと思います。
逆に無理に倒しに行こうとすると、ライトフライ級とは違うフライ級のパンチをもらって倒されてしまうのは拳四朗選手のような気がします。
なんにしろ、今後は統一路線に向かうのでしょうから、WBAの阿久井チャンピオンなのか?WBOのオラスクアガ選手との再戦になるのか?
今から楽しみです。
この試合に掛ける意気込みの差が出た?!
WBAバンタム級12回戦
井上拓真 vs 堤聖也
因縁のあるこの2人の対戦。
この試合にすべてを掛けていたのか?
それともこの先を見てしまっていたのか?
それがこの勝敗を分けたポイントだった気がしました。
堤新チャンピオンは、井上拓真選手にリベンジすることだけを考えて、それだけに全集中していたのだと思います。
対する井上拓真前チャンピオンは、この先に見えていた中谷潤人チャンピオンとの統一戦が頭の片隅にあったのではないでしょうか?
おそらくいつもの井上拓真選手なら、堤選手のいわゆる泥仕合に巻き込まれることなく、距離をとって戦うこともできたと思います。
しかし、それでは次の統一選へのアピールにはなりません。
なので、不用意に乱打戦の中に身を投じてしまったようにみえました。
10Rのダウン判定に猛烈に抗議していましたが、そもそもその前に視線を切って、よそ見をしていたのは井上拓真選手自身です。
絶対に勝つと決意してこの試合に臨んでいた堤選手が、そんな一瞬の気の緩みを見逃すはずがありません。
なお、レフリーのダウン判定に疑問がある人がいるようですが、JBCのルールブックはちゃんと記載されています。
第28章 ダウンおよびファウル
第88条 ボクサーが、つぎの状態にある場合はダウンとみなす。
1 有効打により足の裏以外の身体のどんな部分でもリングの床に触れているとき。
2 ダメージを受けロープがなければダウンしていたと認められる状態のとき。
3 有効打により身体の全部あるいは半ばがロープの外側に出たとき。ダメージを受けロープがなければダウンしていたと認められる状態のとき。
ここをちゃんと見て判断したレフリー(池原信遂さん)が優秀なのであって、気を抜いてダウンした井上拓真選手が抗議するのはお門違いです。
また、兄の井上尚弥チャンピオンが「レフリーちゃんとしろ!」と、この判断に対して試合のインターバル中に大声で叫んでいますが、仮にも世界チャンピオンがルールも知らないのかと思ってしまいます。
まあ、大切な家族の応援で興奮していたのでしょうから仕方がないでしょうが、これだけ世間から人気を集めて影響力のあるチャンピオンなのですから、自分の発言には注意してほしいですね。
ボクシングを見て興奮したので筋トレ
●今日の筋トレ
デッドリフト95kg×5回×5セット
100kg×3回×1セット
チンニング 自重 5セット
ラットプルダウン 40kg×8回×4セット
●今朝の体重
65.0kg(前日比:-0.2kg、先週比:-0.9kg)
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